東京工業大学は10月18日（水）、第58回Tokyo Tech Global Researcher Gatheringを大岡山キャンパス東工大蔵前会館で開催しました。外国人研究者とその家族や受入れ教員、部局長、URA等を含め、100名以上が参加しました。

本イベントは本学で教育・研究に従事している外国人研究者を招き、本学の教員及び各国の研究者の親睦を深めることを目的として、1991年から開催されている学長主催のイベントです。また、2010年からは、本学に関する理解を深める機会としてオリエンテーションも併せて実施しています。2020年から新型コロナウイルス感染症の影響により開催が見送られてきましたが、今年度より、長年親しまれてきた「外国人研究者との懇談会」から新たにGlobal Researcher Gatheringに名称を変えて再開することになりました。

オリエンテーションでは益一哉学長により、来る東京医科歯科大学との合併や本学のダイバーシティに関する取り組みについての説明がありました。

オリエンテーションでの益学長による大学紹介

その後場所を移して行われた懇談会では、渡辺理事・副学長の開会の辞、乾杯挨拶に始まり、続いて外国人研究者代表として工学院経営工学系・顧秀珠准教授が返礼スピーチを行いました。顧准教授は、学生として初めて来日した際に直面した課題や、女性研究者の現状、東京医科歯科大学との合併への期待などを語り、外国人研究者の日本滞在が楽しいものであることを祈念する言葉でスピーチを締めくくりました。終始和やかな雰囲気の中で交流が深められ、最後は佐藤理事・副学長による閉会の辞をもって終了しました。

顧秀珠准教授のスピーチ

懇談する学長と外国人研究者

参加者からは「外国人研究者と分野を超えて交流する機会は殆ど無いので、是非このような会は継続してほしい」等の感想が聞かれました。

集合写真