鈴木賢治教授(WRHI教員) 新ユニット立ち上げ
WRHIからのお知らせ おすすめ
WRHIでの研究成果を基に、令和3年6月1日、バイオメディカルAI研究ユニットが創設されました。
ユニットリーダーの鈴木賢治教授はWRHI教員でもあり、海外での研究歴が長く、深層学習のパイオニアとして、コンピュータ支援診断システムの性能を向上させてきました。新ユニットで、さらなる研究成果が期待されます。

バイオメディカルAI研究ユニット
ユニットリーダー・教授 鈴木賢治
ディープラーニング(深層学習)と呼ばれる人工知能(AI: Artificial Intelligence)が、革新的な技術として学会、産業界から注目を浴びている。
深層学習は、今までの技術では実現できなかった事を実現し、到達できなかった性能に達し、様々な分野で革命を起こしている。深層学習は、第4次産業革命を起こしつつあり、世界中で盛んに研究・応用されている。中でも、バイオメディカル(生体医学)分野への応用は、その発展・将来性から各国の重点分野に指定され、その市場規模の急速な拡大から産業界からも大変注目されている。
本研究ユニットでは、我々が25年以上に亘って培ってきた深層学習研究と医療分野における実用化の実績を活かし、現在の深層学習が抱える課題を解決した新しいAI基盤技術を開発し、そのバイオメディカル応用と社会実装を推進する。我々が研究開発するAI基盤技術は、深層学習のバイオメディカル分野応用での根本的な課題を解決するものであるため、世界的な研究潮流になると期待される。学内外、国内外の研究室、医学部、企業との連携を通してこれらの研究開発を行い、本研究開発を通じて世界をリードするAI人材を育成する。