情報・人工知能研究
Makoto Yamashita 山下 真
教授
応用数学 数理最適化 社会システム工学・安全システム (OR)
略歴
数理最適化分野の研究に従事しており、特に錐最適化問題に対する数値解法の研究を行っている。
近年は、これらで培った数値解法を基盤として、樹木園の種別構成問題など様々な最適化問題に取り組んでいる。
WRHIへの期待
国際的な研究視点による新しい研究シードの発見
研究プロジェクト
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樹木園種別構成問題に対する数値解法の構築
樹木園を構成するときには、遺伝子の多様性を考慮しつつ利益を最大化できるように遺伝子の割合を決定する最適化問題が重要です。本研究では、遺伝子の多様性の制約が錐最適化の研究で用いられてきた二次錐によって表現されることを利用して、短時間で求解可能な数値解法を構築しています。
実施期間: 2012-種別構成問題 錐最適化問題
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手術室割り当てに関する最適化アプローチ
複数の手術室があるときに、どの手術をどの手術室に割り当てるのがより良いかという割り当てを数理最適化のアプローチで行います。これにより、例えば残業時間最小化などの手術室割り当て方法を提案します。
実施期間: 2018-手術室 割り当て オペレーションズ・リサーチ 最適化
2020 |
東京工業大学 教授 |
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2012 |
東京工業大学 准教授 |
2008 |
東京工業大学 助教 |
2007 |
神奈川大学 特別助教 |
2004 |
神奈川大学 特別助手 |
2013 |
日本オペレーションズリサーチ学会 研究賞奨励賞 |
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2013 |
東京工業大学 挑戦的研究賞 |
2005 |
手島記念研究賞 [博士論文賞] |
2003 |
船井情報科学振興賞 |
2019 |
Solving pooling problems with time discretization by LP and SOCP relaxations and rescheduling methods |
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2018 |
An efficient second-order cone programming approach for optimal selection in tree breeding |
2018 |
A Successive LP Approach with C-VaR Type Constraints for IMRT Optimization |