大島 康裕

材料・デバイス研究

Yasuhiro Ohshima 大島 康裕

教授

原子・分子・光科学

略歴

1985年 東京大学化学科卒、1988年 東京大学大学院理学研究科博士後期課程中退、同年 東京大学教養学部基礎化学科助手、1989年 博士号(理学、東京大学)取得、1996年 京都大学大学院理学研究科助教授、2004年 分子科学研究所教授、2014年より現職

WRHIへの期待

これまで東工大で進めてきた独自の研究アプローチを、WRHIにおいて国際的な共同研究へ発展できるものと期待しています。

研究プロジェクト

  • 分子運動量子状態の制御と可視化

    激しく運動する存在である分子の姿をありありと捉え、さらに、分子の運動を自在に操作すること目指し、極短レーザーなどを利用した先端的計測法の開発を進めている。

    関連研究者:水瀬賢太、Ilya Averbukh

    分子運動 フェムト秒化学 極短パルスレーザー コヒーレント制御 量子波束

  • 量子波束イメージング分光による動的分子構造論の新展開

    高い検出感度を有し、マイクロ波からテラヘルツ領域までを連続的にカバー可能である全く新規な高分解能分光法として量子波束イメージング分光を開発し、大規模な構造変化が容易に引き起こされる系を対象としてエネルギー準位構造を明確に決定することにより、異性化ポテンシャル上でのダイナミックスを含めた動的分子構造の解明に挑戦する。

    関連研究者:水瀬賢太

    分子分光 回転コヒーレンス イオンイメージング 分子クラスター

2014-

東京工業大学理学院 教授

2004-2014

分子科学研究所 教授

1996-2004

京都大学大学院理学研究科 助教授

1988-1995

東京大学教養学部基礎科学科 助手