フロンティア材料研究所 David Mukai特任准教授 特別講演会報告
イベント報告
フロンティア材料研究所 David Mukai特任教授 特別講演
- 日時:2017年02月10日 15:30-17:00
- 場所:すずかけホール2階,集会室2
- 発表者:David Mukai准教授
- 所属:Univ. of Wyoming,Visiting scholar of Institute of Innovative Research
- 講演題目:”Building Stock Dynamics by Survivor Analysis”
- 参加者数: 15名

ワイオミング大学Mukai准教授が、建築構造物の生存確率についてその研究成果を紹介した。まず、環境アセスメントに用いられる生物の生存確率についての既往の考え方を説明し、その後建築構造物の分野にどのように応用するかについて議論を発展させた。
後半では,火事や地震によって都市の建築構造物がどのように変化したかについての研究を,Minnesota州St. Paul市とWyoming州のLaramie市に適用した事例を紹介した.講義の終わりには,この研究の適用について多くの質問がなされた.
地震などの自然災害と,劣化による寿命のどちらが建築構造物の生存確率を決めるかについての質問に対して,活発な議論がなされた。
