WRHI講演会開催報告(11/9)

WRHI講演会開催報告(11/9)

イベント報告

報告

平成29年11月9日(木)16:00-17:30 東京工業大学すずかけ台キャンパスR1棟2階第三会議室において、Heinrich Heine University DüsseldorfのGeorg Groth教授が、受入教員の化学生命科学研究所教授 久堀徹(内線5234)の司会のもとで、Novel selective small-molecule inhibitors of C4 photosynthesis: A structural and computational biology approach to combat C4 weeds in arable cropsと題するWRHI (Tokyo Tech World Research Hub Initiative) 講演を行った。
この講演では、Groth教授が手がけている光合成の重要な酵素であるホスホエノールビルビン酸カルボキシラーゼとピルビン酸ホスフェートジキナーゼの構造解析と、得られた構造に基づいて計算科学によって見出された新規の阻害剤に関する研究成果が紹介された。講演後の質疑では、結晶構造解析、阻害剤のスクリーニング方法、発見された阻害剤の将来性などに関して活発な議論が行われた。講演後に、Groth教授のこれまでの研究成果をもとにして、久堀教授との間で新たな共同研究に関する戦略について議論が行われた。

文責 久堀 徹

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